沖縄の海が美しい理由って知ってる?


沖縄の海はいつ行っても美しく綺麗。
そしてどこの海も透き通っています。
だからこそ観光客が多く訪れますし、マリンスポーツなんかも盛んです。

しかし、なぜ沖縄の海が美しいのか、知っていますか?
実は沖縄の海が綺麗なのには、こんな理由があったんです!
 
 

沖縄の海が美しい理由

サンゴ礁

沖縄の海を覗くと、美しいサンゴ礁があります。
実はこのサンゴ礁が、沖縄の海の美しさの多いな理由になっているのです。

サンゴ礁は海中にある二酸化炭素を吸収します。
そして光合成をおこない、酸素と一緒にミネラルを放出しています。
この光合成と酸素とミネラルの放出によって、水質を浄化してくれているのです!

また死んだサンゴ礁も、海の美しさに貢献してくれています。
サンゴは石灰質で出来ており、死んだあと石灰質が砕けることで白い砂となります。
そしてその白い砂が海底にと土井が太陽光を反射させ、美しいエメラルドグリーンを生み出しているのです。
 
 

プランクトンが少ない

海が濁る原因って、皆さん知っていますか?
実は、プランクトンが原因なんです。
プランクトンは赤や青の光を吸収して光合成をして、緑やオレンジ色の光を跳ね返す性質があります。
そのため、海が茶色っぽく濁って見れるので、プランクトンが多い海は濁って見えるのです。

つまり、プランクトンの少ない海は透き通って見えるということ。
そこで沖縄の海を調べてみると、やはりプランクトンが少ないということが分かったのです。

沖縄の海は黒潮に面しています。
黒潮は栄養が少なくプランクトンが少ないのが特徴です。
そんな黒潮に面している沖縄の海は、プランクトンが少なく透き通っているのです。
 
 

大きな川が少ない

沖縄には大きな川が少ないです。
これが海の綺麗さと何が関係しているのかというと、生活排水が流れないということなのです。
一般的に生活排水が流れると栄養が流れてしまい、プランクトンの増加に繋がってしまいますが、沖縄では大きな川そのものがないので綺麗なままなのです。

また、大きな川が少ないと、山からゴミや泥なんかも流れてきません。
ゴミや泥がなければ、もちろん海も汚れません。

さらに、沖縄には工場地などもありませんので、工場排水なんかもありませんから、海が濁ることもないのです。
 
 
以上のような理由から、沖縄の海の美しさは保たれています。
その他にも、地元のダイバーさんやボランティアの方々の清掃活動のおかげで、我々観光客は美しい海を見ることが出来るのです。